兎と狼のラビリンス

こちらは白泉社『狼陛下の花嫁』の二次創作ブログサイトです。(作者様・出版社様とは関係ありません)

Entries

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

あかねいろ

洗濯物を干そうと、ベランダに出たら夕焼けが。

何かフッと浮かんできたので、投下します。

短編にも満たない、SSSです

慧ネンにしては珍しく、現代パラレルではないです。


あかねいろ


洗濯物を取り込んでいた夕鈴は、ふと顔を上げ、その手を止めた。
見上げた空は、綺麗な夕焼けで染まっている。

茜色に染まる空はとても美しいのに、涙が溢れてくるのはどうしてだろう。

こんな綺麗な夕焼けを見ていると思いだすのは、あの日の事。
あの日、四阿から見た空も、茜色に染まっていた。

「夕鈴…。どうしてもダメ?行っちゃうの?」

人払いがされた四阿で、陛下は私に問うた。

借金が終り下町に帰る事を選択した私に、陛下は手を差し伸べてくれた。

共にいて欲しいと、一緒に国を作っていこうと。
――正妃に、と。
そう望んでくれた陛下の手を、掴まなかったのは私。

彼への思いを隠したまま、後宮を去る事を決めたのは私。

陛下と一緒に、最後に見た空も、茜色に染まっていた。



夕鈴は王宮がある方角を仰ぎ見る。
あの日から、長い長い年月が流れたが、恋しい男性(ひと)はそこにいる。

――彼女が、この国の王・狼陛下の異名を持つ珀黎翔陛下の臨時妃として、後宮で過ごしたのは遠い昔の事だった。





陛下サイド『はいいろ


敢えて何もコメントしません…。

関連記事
スポンサーサイト

Comment

Comment_form

管理者のみ表示。 | 非公開コメント投稿可能です。

左サイドMenu

最新記事

最新コメント

最新トラックバック

右サイドメニュー

プロフィール

高月慧ネン

Author:高月慧ネン
『兎と狼のラビリンス』へようこそ。
黎翔と夕鈴が大好きな管理人・慧ネンが、溢れる妄想を書き殴るために作ったブログです。
原作沿いや現代パラレル、色々ありますので、お好きなお話をお読み下さい。
よろしくお願いします。

†いらっしゃいませ†

キリの良い数字を踏まれた方は、ご連絡下さい♪

ご訪問中のお客様

現在の閲覧者数:

にほんブログ村ブログパーツ

ブロとも申請フォーム

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

検索フォーム

QRコード

QR
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。