兎と狼のラビリンス

こちらは白泉社『狼陛下の花嫁』の二次創作ブログサイトです。(作者様・出版社様とは関係ありません)

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-相 棒-パートナー

こんばんは。
最近また更新停滞気味ですみません…。
連続出勤を乗り切り、今日ようやくお休みです。
せっかくのバレンタインデーなのに、今年は何もご用意出来ませんでした。

リアが多忙な日はSNSを覗くのが唯一の楽しみなのですが、最近入国出来ない日があります。
サーバーエラーなのか、慧ネンのスマホが悪いのか…。(でもパソコンでもたまにある。)
SNSにしか置いていないデータもあるわけで。
このまま入れなかったらどうしようと、ちょっと不安になりました。

なので、ブログでも読めるよう、SNSからサルベージしようと思います。
一気には無理があるので、少しずつやっていくつもりです。

ちょくちょく手直ししたりするかもしれませんが、SNSに置いてあるものと基本変わりません。
読んだ事ある方はスルーして下さいね~。

それでは第一弾。
無かったタイトルも、無理矢理つけてみました(^^♪

※連載中SSの続きじゃなくてごめんなさい…!(*_*;





慧ネン、刑事ものが大好きです。

あぶ○い刑事とか西○警察、刑事○族やスケ○ン刑事などなど。
歳が分かってしまいますね。きっと知らない方もいるんだろうな。(知らない方はごめんなさい)

今のドラマより、昔のドラマの方が迫力があって面白かったです。

と言うわけで、刑事ネタでちょっと妄想を…。

***

階級は良く分からないけれど、二人とも凶悪犯罪なども扱う刑事さん。
年齢は原作より少し上の設定で。(黎翔20代後半~30代前半。夕鈴20代半ば~30くらい)

黎翔は射撃の腕も一流で冷酷な面を持っているため、犯罪者からは『レッドウルフ(紅い瞳の狼)』の異名で恐れられている。

夕鈴は黎翔とコンビを組む、犯罪は許せない!な熱血新米女刑事。
けれどその容姿から、『兎ちゃん』と周囲に呼ばれている。

李順は課長まではいかなくても二人より少し階級が上で、眼鏡を押し上げ、某有名課長さんのように「…あなた方二人は、大馬鹿者ですね。」と言いながら毎日のように頭を悩ませている。

几鍔は少年課刑事で、『兄貴』と暴走族グループに慕われている。
同じく少年課刑事の浩大は、少年少女達と交流したりして非行を防ぎ、『浩大兄さん』と懐かれている。

とか、困った事に色々浮かんで来るのです。
余りにも脳内が妄想に埋め尽くされているので、ちょっと吐き出します。

ここから下はSSです。
慧ネンの妄想の産物ですので、現代パラレル・刑事ものが苦手な方は読まない事をお勧めします。

短いですよ?(←ごめんなさい。思った以上に長くなった。)
どんなものでもばっちこーいの強者のみ、お進み下さい。
※夕鈴、ちょっと痛いです。

***


-相 棒-パートナー


若い女性を狙った連続婦女暴行事件が相次ぎ、刑事課少年課が話し合った結果、おとり捜査の案が出た。
おとり役が出来そうな若い女性刑事は、『兎ちゃん』こと汀夕鈴のみ。

「…私は反対です。」

彼女とコンビを組む、『レッドウルフ』の異名を持つ珀黎翔がすぐに反対する。

「相手は複数の可能性もあります。おとり役の彼女にとって、危険が大きすぎます。」

「―私、やります。」
「汀っ!!」

不安げな顔をしている相棒を、夕鈴は優しい瞳で見詰めて言った。

「―私は女である前に、刑事なんです。…大丈夫ですよ、先輩。必ず、犯人を捕まえてみせます。」

事件が起きたのは、おとり捜査開始から10日後の夜。
犯人らしきグループに接触し、これから潜り込むと彼女から連絡があった後――。

「――汀からの連絡が途絶えた。」
「おとり捜査が、相手にばれたのでは?」
「…汀が危ない。」

刑事課内に緊張が走る。
それから数時間後、彼女は犯人グループのアジトから傷だらけで発見された。


病院のベッドに横たわるのは、頭や体のあちこちに包帯を巻かれた夕鈴。

「…犯人は、無事に捕まえたよ。」
「そうですか…。」
「お前のお陰だ。」

褒められて、夕鈴は笑みを浮かべる。
殴られたのだろう、頬は痣が出来ていて、切れた口元が痛々しい。

「…ごめんな。」
「―はい?」
「…あの時、何としてでも止めるべきだった。そうすればお前は、こんな目に遭わなくて済んだのに。」

見える傷は時が経てば治る。
だが心に負った深い傷は、一生消える事はない。

「先輩が気にする事は無いですよ。」

けれどもう刑事は続けて行く事が出来ないと思う。
自分は『女』である前に『刑事』だと、夕鈴は自負していた。
けれど犯人達に『刑事』ではなく『女』として扱われた事が、何よりも悔しかった。

「辞めるのか?」
「――はい。」

夕鈴は開けられた窓から入る風に揺れるカーテンを見詰める。

辞表は見舞いに来た上司にすでに渡してある。
数年コンビを組んで仕事をしてきた、相棒の彼にもう会えなくなるのが辛いけれど。

「…辞めた後、どうするんだ?」
「どうしましょうね?」

ベッドの傍に座っている彼を見て、夕鈴は苦笑いする。

「…結婚して専業主婦しても良いんですが、こんな女、誰ももらってくれませんよね~」

ただでさえ嫁ぎ遅れの上、身体中傷だらけだし~と、無理して笑う彼女の両肩を、黎翔は身を乗り出し抑える。

「――私がもらってやる。」
「せ、んぱい…?」

真ん丸な瞳を見開き、夕鈴は呆然と呟く。

「他の男に嫁ぐ必要はない。…私のところに来い。」
「先輩…冗談ですよね…?」
「――私がか?」

クッと笑う黎翔を見て、夕鈴は頬を染める。

そうだ。この人は冗談なんて言ったりしない。
彼の言葉は、いつだって真実だ。

「…ずっと好きだった。」
「―いつから?」
「初めて会った時から。」

見下ろしてくる紅い瞳を見つめ返す。

彼は厳しい先輩だったが、困ったときには力になってくれて、折れそうなときには支えてくれた。

どんな時にも、一番近くにいてくれた人。

溢れた涙が、頬を伝っていく。

「わ…、私で良いんですか…?」
「ん。…夕鈴じゃないと嫌だ。」
「私、お料理苦手ですよ…?」
「教えてあげるよ。」
「先輩…」
「…もう先輩じゃないよ。黎翔って呼んで?」
「れいしょ…」

初めて呼ぶ彼の名は、深い口付けによって遮られた。


――1年後。

「…夕鈴、夕鈴♪」

子犬な彼が擦り寄ってくる。

「もうすぐ生まれるね。僕たちの愛の結晶。…早く会いたいな。可愛いかな?可愛いよね?…だって夕鈴の子だもん。」

隣に座る彼が、夕鈴の膨らんだお腹に頬をスリスリ寄せてドリームを語っている。
こんな黎翔を見て、誰があの『レッドウルフ』と恐れられる彼と同一人物だと思うだろう。

「これじゃまるで子犬だわ…。」
「ん?…何か言った?」
「いいえ…。」

一緒に暮らし始めて知った、黎翔のもう一つの本性。
家ではいつもこの調子なので夕鈴はこっちが素だと思ったが、それは違う。

彼は夕鈴と初めて会った時から、ずっと彼女を狙っていた。
ようやく仕留めて彼女を手に入れた黎翔は、やっぱり狼なのだろう。

その証拠に、結婚してすぐ夕鈴は彼の子を妊娠してしまう。
まだ料理も上達していないのに、良い妻になる前に母になってしまう。

けれど夕鈴はそれで良いと思う。
自分を一人の人間として、彼は愛してくれるから。

――兎は狼に包まれて、今日も幸せに暮らしている。


END


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  • posted by  
  •  
  • 2014.02/14 23:47分 
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Re: NoTitle 

名無しの読み手様

いつもコメントありがとうございます!
リアが忙しかったり、筆の神様の降臨が無かったり…。
更新停滞の原因はこんなものです(*_*;
李順氏の非情上司振り…。ごめんなさい、全く考えていません。
一応続きのⅡをアップしました。が、これで終わりになります。
新作が出るかどうかは、気分次第という事で(汗)
  • posted by 高月慧ネン 
  • URL 
  • 2014.02/15 18:47分 
  • [Edit]
  • [Res]

刑事物大好物です!! 

私も西〇警察、あぶ〇い刑事とか見てましたよー♪
アメリカドラマでは「マイ〇ミバイス」「ナッシュブリッ〇ス」「CSIシリーズ(マイア〇、ニューヨー〇、ベガ〇)あぁ、今はコメディーの「ブルックリ〇99」というドラマや、「キャッス〇」(←NYPDでてきます)見てます。

もう刑事物だったら国内外といません!!探偵物も好きで、ポア〇、シャーロックホーム〇、コナ〇、何でもありですw

こちらの作品も楽しく読ませて頂きました!

いいですねぇ、レッドウルフ、めちゃめちゃカッコイイですv-10
  • posted by Norah 
  • URL 
  • 2014.03/03 23:27分 
  • [Edit]
  • [Res]

Re: 刑事物大好物です!! 

Norah様

コメントありがとうございます!
良いですよね!刑事モノ!!
最近はピンと来るものがないのが非常に残念ですが…。
そして慧ネン、洋モノはさっぱりです(*_*;
ドラマは昔の方が効果音とか発砲音とか、リアルでカッコ良かったんですけど。現代のドラマはちょっと物足りなく感じちゃいます。

カッコいいと仰って頂いたレッドウルフに活躍の場を与えたいのですが。何か書けそうなら、頑張りますね!
  • posted by 高月慧ネン 
  • URL 
  • 2014.03/12 22:03分 
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『兎と狼のラビリンス』へようこそ。
黎翔と夕鈴が大好きな管理人・慧ネンが、溢れる妄想を書き殴るために作ったブログです。
原作沿いや現代パラレル、色々ありますので、お好きなお話をお読み下さい。
よろしくお願いします。

†いらっしゃいませ†

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