兎と狼のラビリンス

こちらは白泉社『狼陛下の花嫁』の二次創作ブログサイトです。(作者様・出版社様とは関係ありません)

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六月の花嫁

このお話は、昨年SNSのコミュにて、某絵師様の素敵絵に萌えに萌えてしまい、萌を吐き出すために書きました。
せっかくなので六月になってからアップしたいなと考えていました。某絵師様も先日ご自宅にアップされていましたので、慧ネンもアップしちゃいます

☆注意点☆
現代パラレル(『幼な妻』の設定)
年齢操作有。 黎翔30歳、夕鈴16歳です。
黎翔視点


※ギャグです。黎翔さん、残念なことになってます。カッコいい彼をお求めの方は、読まないで下さいね。

***




早く法的にも自分のものにしたくて、彼女が16歳の誕生日を迎えるのを待って、式の準備を急がせたのは僕。

ジューンブライドに憧れ、結婚式はどうしても六月に挙げたいと、珍しく可愛い我儘を言って、譲らなかったのは君。

――六月某日。

梅雨の合間の、晴れ日和。
今日、僕たちは結婚式を挙げる。


六月の花嫁


早々と支度を終え、黎翔は新郎の控室で夕鈴の支度が整うのを待つ。

「…花嫁の支度を覗くもんじゃないよ!」
「可愛く仕上げますから、楽しみに待っていて下さいね!」

彼女の親族や友人(もちろん女性)に言われ、待つ事一時間近く。
女性の方が支度に時間がかかるのは当然だが、長過ぎないか?

早く彼女に会いたい黎翔はイライラしてくる。

夕鈴は僕のお嫁さんなのに、夫の僕が彼女の姿を一番に見れないのはおかしくないか?

我慢の限界を超え、黎翔が立ち上がったのと同時にドアがノックされる。

「準備出来ましたよ?」

僕を呼びに来たのは、式で親友代表のスピーチを頼んでいる夕鈴の親友明玉さん。彼女について、僕は夕鈴の元に向かう。

「あの子の晴れ姿、見てあげて下さい!」

ドアを開け、彼女は誇らしげにそう言って笑った。

開いた扉の向う、窓際で佇むのは、ウエディングドレスに身を包んだ、可愛い可愛い僕の妻。

――天使だ、天使がいる。

穢れを知らない、純真無垢な、あどけない僕の天使。

彼女が振り返り、視線をこちらに向けた。

『式の時間まで、二人でどうぞごゆっくり…』と気を使われ、皆が退室し二人だけの室内。

「黎翔さん…。」

純白のドレスを着た夕鈴は恥ずかしげに微笑む。

後ろが大きく開いたドレスで、丸見えになっている白い背中はとても眩しく。
部屋に入り込む日に透けて、彼女の髪はキラキラと金色に光り。
ドレスと同じく、真っ白の薄いヴェールはふわりと宙を舞う。

ユリのブーケを両手でしっかり持って立つ彼女の姿は、何者も汚す事の出来ない程の神々しさ―。

女神だ――。

そんな彼女が、僕だけのものになる…。

そう思った途端身体中が熱くなり、ツンと、鼻の奥に痛みを感じた。
すぐに何かが流れ落ちる感触がして、僕は思わず手を当てると赤い液体が――。

「れ、黎翔さんっ!?」

夕鈴が慌てて駆け寄ってくる。
「大変!」と言いながら、荷物からティッシュを取り出して僕の鼻に押し当てた。

「…大丈夫ですか?」

ソファに横になった僕に、夕鈴が心配げに声を掛けてくる。

本当は彼女の膝枕が良かったけれど、純白のドレスを真っ赤に染めるわけにはいかず、諦めた。

僕のタキシードに付かなくて良かったよ…。
李順や浩大、その他沢山の連中から、何を勘ぐられるか分からない――。

「…大丈夫。ごめんね、心配かけて。」

ソファの傍に椅子を持ってきて僕を看病する夕鈴。
心配してくれるのは嬉しいし、申し訳ないけれど。あまり覗き込まないで欲しいな…。

胸の谷間が目に入り、僕は視線を泳がせた。

ドレス選びは彼女に任せていた。
値段は気にしなくて良いから、気に入ったドレスを選べば良い。
彼女の晴れ舞台、どうせなら好きなものを選んで欲しい。

彼女が選んだドレスは、華美過ぎではないものの、上質なシルク生地の、ふんわりとした柔らかいドレスだった。
様々な色合いの中から、純白なドレスを選んだのも彼女らしいと思う。

ちょっと露出が多いのは意外だったが、もしかしたら友人達に何かアドバイスをされたのかもしれない。

式の日程が決まって、エッチする時に彼女が「跡を付けちゃダメ。」と頑なだったのはこのせいか?

でももう解禁だよね?
今夜は新婚初夜…。(抱くのは初めてじゃないけど)
どうせこのドレスはオーダーメイドだし、ドレス姿の夕鈴を抱くのも良いなあ…。

「――うっ…!」
「きゃあ、黎翔さん!…ど、どうしよう…!」

あんな事やこんな事を想像してますます○血が止まらなくなった黎翔を、夕鈴は顔を真っ青にして必死に介抱したのだった。


END

そして二人のお式は、開始が少し遅くなりました。

お目汚し、失礼しました~!!


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よろしくお願いします。

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