兎と狼のラビリンス

こちらは白泉社『狼陛下の花嫁』の二次創作ブログサイトです。(作者様・出版社様とは関係ありません)

Entries

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

おおかみの毛は、うさぎを温める為にある

こんにちは、慧ネンです。

婚約者(フィアンセ)をどう続けようか、試行錯誤しています。
ちょっとずつ纏まってきているので、ぼちぼち文章化してみようかなと考え中。
もう少しお待ち下さい。

繋ぎで旧ブログからSSSを持ってきました。
すごく時期外れな話ですが(書いたのは秋だったんです。)、気にしないで下さい(*_*;

***



おおかみの毛は、うさぎを温める為にある


秋が深まる、十月も半ばになりました。
日中はポカポカと陽気な暖かい日でも、朝晩の冷え込みは激しいです。

自分の傍で横になっていたうさぎが、ゴソゴソと動く気配におおかみは目を覚ましました。

「…夕鈴、どうしたの?」

一度寝付くと朝まで目を覚まさない筈のうさぎが、途中で目を覚ました事におおかみは驚きました。

「何でもないです…。」

うさぎはもぞもぞと動いて、ようやく動きを止めて目を閉じました。

暫くたって、うさぎはまた目を開けました。
眠たい筈なのに、目が冴えてしまいます。

うさぎが寝付く事が出来ない原因、それは寒さです。

今夜はまた、一段と冷え込みます。

草が深い所に身体を落ち着けようとしても、強い冷気はうさぎの小さな身体から体温を奪っていきます。

うさぎが泣きそうになっていると、その身体を、大きな身体が包み込みました。

フワフワの黒い毛並み。

おおかみです。

おおかみはうさぎが眠れない原因に気付いて、自らの身体でうさぎを温めようとしてくれます。

「…ふふ、温かい。」

うさぎはホッと息をつきます。

「…眠れそう?」
「…はい。」

昼間に太陽の光をいっぱい浴びたおおかみからは、お日様の匂いがします。
うさぎは日溜りにいるような気持ちになり、すぐに寝息を立て始めました。

おおかみの毛は、うさぎを温める為にあるのです。


END


関連記事
スポンサーサイト

Comment

管理人のみ閲覧できます 

このコメントは管理人のみ閲覧できます
  • posted by  
  •  
  • 2014.06/09 18:35分 
  • [Edit]
  • [Res]

Re: タイトルなし 

名無しの読み手様

いつもコメントありがとうございます(^^♪
おおかみとうさぎを、可愛いと言って頂いてとても嬉しいです♥
癒しを求めて、たまにはこの二匹のお話でも書こうかな…。
ネタあったら、お願いします♪
  • posted by 高月慧ネン(名無しの読み手様へ) 
  • URL 
  • 2014.06/20 18:20分 
  • [Edit]
  • [Res]

Comment_form

管理者のみ表示。 | 非公開コメント投稿可能です。

左サイドMenu

最新記事

最新コメント

最新トラックバック

右サイドメニュー

プロフィール

高月慧ネン

Author:高月慧ネン
『兎と狼のラビリンス』へようこそ。
黎翔と夕鈴が大好きな管理人・慧ネンが、溢れる妄想を書き殴るために作ったブログです。
原作沿いや現代パラレル、色々ありますので、お好きなお話をお読み下さい。
よろしくお願いします。

†いらっしゃいませ†

キリの良い数字を踏まれた方は、ご連絡下さい♪

ご訪問中のお客様

現在の閲覧者数:

にほんブログ村ブログパーツ

ブロとも申請フォーム

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

検索フォーム

QRコード

QR
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。