兎と狼のラビリンス

こちらは白泉社『狼陛下の花嫁』の二次創作ブログサイトです。(作者様・出版社様とは関係ありません)

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一番大事なモノ

こんばんは(^^♪

お題消化中の慧ネンです。

寝る前に書いているので、とっても短いです。
それでも大丈夫な方はどうぞ。

お題は【子供がいてもラブラブな夫婦に10題】
お題提供サイト様:TOY 様


※息子の名前は翔(かける)君にしました。「しょう」でも良かったけど、読みまでパパと被ったら大きくなった時嫌がりそうだから(ぷぷっ)


***



一番大事なモノ


黎翔と夕鈴は、息子・翔(かける)を連れて親子三人で買い物に出掛けた。
散歩がてら近くのスーパーに寄った帰り、ベビーカーに乗せていた翔が泣き出してしまった。
抱っこしてあやすと一旦泣き止むが、ベビーカーに座らそうとすると泣き始める。

「今日はご機嫌斜めだね。」

普段はあまり泣かない息子。
顔を真っ赤にして泣く我が子を見て、黎翔は困ったように笑った。

夕暮れが迫る公園で少し様子を見たが、抱いていれば泣かないので具合が悪いと言う訳では無いようだ。

抱っこ紐を使い、翔を抱っこした夕鈴。
その隣を、空のベビーカーを押しながら歩く黎翔。
彼の腕やベビーカーの取っ手には、買い物の荷物が掛かっている。

「れ、黎翔さん。私も何か持ちますよ?」

夕鈴はそう言ったのだが、黎翔は妻に何も持たせなかった。

「夕鈴は翔を抱っこしているでしょ?」
「でも、そんなに重くないですし。軽い物なら持てます!」

夕鈴の視線がゴミ袋などの日用品が入った袋に向けられるが、黎翔は首を横に振った。

「…君が抱いているのは、僕達にとって一番大切な存在だから。翔の重みは、何よりも尊い命の重みだ。」

今は母の腕の中で、あどけない表情で眠っている息子。
まだ何の力もなく、親の庇護を必要としている小さな存在。

「そう、ですね…。」

まだそんなに大きくないのに、肩にずっしり掛かる重みはもの凄く愛しい。

ふふっと笑った夕鈴に、黎翔も微笑み返す。

この子が大きくなって、誰かと支え合いながら生きていくようになるまで。
ずっと傍で、慈しみながら育てていこう。

何ものにも代えがたい、この愛しい存在を。
――ずっと、二人で。





※大事なモノ、というか大切な者、ですね。書いている途中までお題は『大切な~』と思っていました(*_*;でもせっかく書いたので、このままアップ…。


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『兎と狼のラビリンス』へようこそ。
黎翔と夕鈴が大好きな管理人・慧ネンが、溢れる妄想を書き殴るために作ったブログです。
原作沿いや現代パラレル、色々ありますので、お好きなお話をお読み下さい。
よろしくお願いします。

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