兎と狼のラビリンス

こちらは白泉社『狼陛下の花嫁』の二次創作ブログサイトです。(作者様・出版社様とは関係ありません)

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恐怖の3秒クッキング

こちらも超短編。

ウサギと団子とお月見と』の後日談的内容です。



恐怖の3秒クッキング


「あれ?」
ウサギの形をした夕鈴特製団子を食べていた黎翔は首を傾げる。
「夕鈴、このお団子、5個しかないよ?」

数が少ないと言っているわけではない。奇数だと割り切れないからだ。

「あ~、ごめんなさい。ホントは6個作ったんですけど、浩大に食べられてしまって…」
「へえ…?」

黎翔の目が据わっていた事に夕鈴は気付かず、この自分の言葉で摘み食い常習犯の隠密がどんな目にあったのか知る由も無かった。


次の日の夜。

「…私の言いたい事が分かるな?」
「さあ、何かなぁ…?心当たりが多すぎて…」
「ほう?」
黎翔の目が細められたのを見て、浩大の背中に嫌な汗が流れる。

「じゃあ、俺はこれで…」
不吉な予感がしてこの場を離れようとした彼の前を、閃光が走る。
「……っ!」
間一髪で避けた浩大の前髪が、ハラハラと宙を舞った。
チッと黎翔が舌を打つ。


「へーか、落ち着いて!…話せば分かる!」
「我が妃の手作り団子を夫である私より先に食べるなど、私が許すと思うか?」
冷たく笑いながら、狼陛下がジリジリと近付いてくる。

「お前の胴を真っ二つに切って、団子にしてやろうか?」

それはつまり、殺られると言うわけで。

「それ、団子って言わないから。…それはちょっと勘弁して欲しいかな?」
冷や汗ダラダラで苦笑いしながら後ずさる浩大に、黎翔は薄く笑ったまま、

「遠慮するな、すぐに終わる。」
低い声でそう言った。


狼陛下主催

-恐怖の3秒クッキング-


材料(?人前)

摘み食い常習犯の隠密1人

用意する物

よく切れる刃物(包丁・刀・斧など)


~本日のレシピ~

『串刺し団子』 (注:決して『串団子』ではありません。)


※鮮度が命なので、手早く料理する事をお勧めします。



自業自得ではあるが、哀れな隠密は逃げ切る事が出来たのか?

はてさて??

END

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NoTitle 

おはようございます~。

串刺し浩大、出来上がり~。

うふふ(*゚▽゚*)

朝から怖いこと書くなよ・・って感じですか?
私の脳内では可愛い浩大の姿です←(゚Д゚)ノおい!
  • posted by ぷーちゃん 
  • URL 
  • 2013.02/10 08:21分 
  • [Edit]
  • [Res]

Re: NoTitle 

ぷーちゃん様

おはようございます!(もうこんにちは、か)
また古い記事にコメント下さいましたね。
慧ネンは嬉しいですが(^^♪

陛下の華麗なる(?)腕前で、浩大は見事に団子に調理された事でしょう。
決して、食べたくない団子ですね…。
  • posted by 高月慧ネン 
  • URL 
  • 2013.02/10 12:46分 
  • [Edit]
  • [Res]

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よろしくお願いします。

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